コンセプト

脳梗塞について 理学療法士 作業療法士 言語療法士

なぜ自費サービスなのか

ご利用者様の「リハビリを受けたい」、「杖を使わず歩けるようになりたい」、「痺れ・痛みを改善したい」に応えるリハビリを提供させていただくことが私たち脳梗塞リハビリプレイス三河の使命であり、保険外(自費)サービスとなります。

リハビリの自費サービスをオススメする理由

脳卒中により入院すると、第一に身体が良くなることを考えます。病院でリハビリを受けた後、自宅に帰ると「病院ではできていたのに・・・」や「帰ったらできると思っていたことができない」、「身体が動きにくくなった」など、お悩みを抱える方は多くいらっしゃいます。それもそのはずです。病院ではいわゆる「家に帰るため」のリハビリを行います。しかし、後遺症が残っている身体で生活してみると思っていなかったことが様々に起きます。自宅に戻ってから転倒しやすくなるのもそのためです。

また、発症早期は身体も回復しやすく、毎日のようにリハビリを受けられることにより身体機能が改善していきます。しかし、一定期間が過ぎ、リハビリの頻度が減ると次第に身体機能も減退していきます。現在の保険制度では病院での入院期間は縮められ、在宅に戻ってからも満足いくリハビリを受けられない状況になっています。再発予防に適度な運動を勧められても、その環境や場所がないことが現代の日本の課題と私たちは考えています。 私たちはリハビリを満足いくまで受けられる環境を提供します。ご利用者さまの声に耳を傾け、ひとりひとりの身体状況や課題を究明し、一緒に目標達成に向かう努力を怠りません。それが保険外(自費)サービスによるリハビリでは可能だからです。

脳梗塞について

脳梗塞とは、脳の血管がつまったり破れたりし、脳に血液が届かなくなり、神経細胞に障害が起きる病気です。

脳梗塞の種類

  • 原性脳塞栓症 心房細動などの不整脈が原因となり血栓が心臓から脳に流れて詰まる症状
  • アテローム血栓性脳梗塞 脳血管の動脈硬化が原因で起こる
  • ラクナ梗塞 脳内の細い血管が閉塞する

脳梗塞の概要

脳梗塞は脳出血に代わり、年々増加しております。現在でも脳卒中の多くを占めているのが脳梗塞です。脳梗塞は血管がつまって発症する病気ですが、その発症パターンは3つのタイプに分けられます。まず一つは血栓性です。脳の動脈の仲にコレステロールなどがたまった粥状物質の塊ができ、それが敗れたために血小板が集まってきて決戦となり、狭くなっていた動脈を塞いでしまいます。2つ目は、塞栓性です。心臓や頸動脈などで生じた血栓の一部がはがれ、血液の流れに乗って脳に運ばれて動脈を塞いでしまう症状です。3つ目は血行力学性です。脳の太い動脈がアテロームなどで狭くなっている状態で、急激な血圧の低下や脱水状態が起きると、血流が悪くなり、脳に酸素が運ばれなくなるものです。こうしたものが原因で脳梗塞が発症します。

脳梗塞の症状と発症

脳梗塞の症状は、つまった場所や障害された部分の大きさにより異なりますが、多くは運動麻痺や感覚麻痺、構音障害として現れます。とくに運動麻痺は代表的な症状であり、右半身または左半身の手足に力が入らくなったり麻痺したのと同じ側の顔面にも麻痺が現れる可能性があります。これらの症状は単独で現れることも重なって表れることもあります。脳梗塞は、徐々に症状が悪化するのではなく突然発症します。 夜中にトイレに起きた時や、朝目が覚めた時、夕方の忙しい時間帯など、発症のタイミングは様々ですが、急激な血圧の変動や脱水状態が発症しやすい状況では特に注意が必要です。入浴時、睡眠時の発汗など、気づかないうちに体から水分が失われ、気づかない間に脱水症状を引き起こしやすくなっています。

脳梗塞の現状

厚生労働省発表の「人口動態統計の概況」によると、平成26年1年間の死因別死亡総数のうち、脳卒中は11万4,207人で全体の9.0パーセントを占め、全死因の上位から4番目という結果が発表されました。このうち、くも膜下出血が1万2,662人、脳内出血は3万2,550人、脳梗塞は6万6,058人、その他の脳卒中が2,937人という結果でした。 脳卒中で亡くなった方の数を性別で比較すると、男性は5万4,995人で男性死因の第4位に、また、女性は5万9,212人で同女性の死因の第3位ということも発表されました。

相談、検査について

脳梗塞は突然発症すると言ったイメージが多いですが、それはごく一部であり、ダメージを受けている脳の場所により発症する前、発症時の症状は大きく異なります。 例えば、「急に手足の力が抜ける」「片足を引きずっている」「ものにつまずきやすい」「言葉が出ない」といった些細な事でも脳梗塞の前兆の可能性があります。 脳梗塞の中で最も多い症例は、身体の半身が動かなくなる運動麻痺です。次に多いのはことばの症状でほぼ半数の患者がこの症状を患わっております。 こうした症状が、1つだけ現れる場合、複数現れる場合、発症の仕方は様々です。 また脳梗塞は、発症から施術までの間に時間がかかってしまうと、後遺症がより悪化してしまう可能性があります。つまり少しでも気になる症状や、身体の異変などがありましたら、なるべく早く、医師に相談するか検査をしてもらう必要があります。

脳梗塞の後遺症

脳梗塞には脳性麻痺や言語障害、認知症といった、私生活に支障をきたす様々な後遺症があります。

脳性麻痺

脳性麻痺とは、妊娠中、出産前後、または生後4週間以内に、なんらかの原因により脳の細胞や組織などが損傷を受けた結果、神経機能が麻痺し姿勢や運動に障害が出てしまうことです。脳の障害であるため、知的障害を合併していることもありますが、脳性麻痺の定義としては知的障害を含みません。実際に知的障害のない脳性麻痺の方も大勢いらっしゃいます。 脳性麻痺の発生頻度は1000人に2人と言われています。障害をもって産まれてきた、または産まれてすぐに障害をもっていることでお悩みのご家庭も少なくありません。脳性麻痺のお子さまがいらっしゃる集まり等もあり、社会全体で支え、理解していくことが重要視されています。 脳性麻痺の症状は様々でが、体の半身だけが麻痺して動かしにくくなる片麻痺といわれる状態が多いとされています。また、手足の細やかなコントロールが効かなくなることもあります。 脳の障害ということでは脳梗塞や脳出血など、脳卒中に分類されるため、症状としても感覚障害や視覚障害、呼吸・嚥下障害、言語障害などが起こりえます。障害が重度ですと食事や移動に介助が必要なことがあります。 脳性麻痺の麻痺については型がいくつかあり、脳性麻痺で最も多く、自分の意思とは関係なく筋肉が固くなる痙直型の他、自分の意思とは無関係に体が動くため姿勢保持が難しいアテトーゼ型、筋肉の緊張が低くバランスを保つのが難しい失調型があります。型が別れるため、脳性麻痺へのリハビリは麻痺の型に合わせて行うことになります。

言語障害

脳梗塞の後遺症としてコミュニケーション面では言語障害があげられます。 言語障害には言葉の理解が難しくなる障害と、自分の伝えたい言葉が頭ではわかっているのに言葉にできない発語の障害があります。発語の障害には脳の損傷による顔面筋や舌の筋肉が麻痺したことで発声が難しくなる障害もあります。どちらも意思疎通が難しくなり、コミュニケーションが上手くいかないストレスからうつ状態になっていくこともあります。日本語と英語を話せた方が日本語は話せないけど英語は話すことができるなど、個人個人にによって言語障害にも違いがあります。また、文字は読めるけど文字が書けなくなるという症状が出ることもあります。

認知障害

後遺症の一つに認知障害があります。「認知症」に似ていますが、脳機能の障害により記憶力の低下や物や空間の認知が低下することで認知症とよく似た症状がみられることがあります。自分の病気も忘れてしまうことがあり、病気前の状態と同じように生活を送ろうとしたことで転んでしまうことなどがあります。 脳梗塞の後遺症を可能な限り軽減するためには、第一に早期発見が重要となります。早期発見は早期アプローチにつながり、脳機能の損傷を最小限に抑えることができます。

脳梗塞の再発

脳梗塞では約20%~30%が3年以内に再発するとされます。年間の再発率は5%程度であり20人に1人の確率では再発するとのデータもあります。 脳梗塞を一度起こしている方は、背景にもともとの生活習慣や他の病気がある可能性が高いのです。そのため、再発を起こすと麻痺の重度化や新たな後遺症が発生しますので再発の予防は大変重要になります。 再発予防には医師の指導の下で薬を服用することや適度な運動をすることが重要だと言われています。薬により血圧のコントロールや元々もっていた病気の管理を行います。適度な運動では筋力低下を防ぎ、血液循環を促すことで新陳代謝を適度に高める役目があります。また、ストレスのない生活や睡眠時間の確保、適度な水分摂取も必要です。自己判断で薬をやめた方が再発することは医療現場でもよくみられています。自己判断せず、医師に相談しながら自己官吏をしていくことが肝要になります。

再発につながる危険因子

病気を引き起こす要因となるものを「危険因子」といいます。脳梗塞の場合の主な危険因子は、不整脈の一種である心房細動や、動脈硬化を進行させて、血栓を作りやすくする生活習慣病のほか、喫煙、飲酒、肥満、ストレスや、年齢や家族歴なども危険因子に含まれます。危険因子は、当てはまるものが多いほど、脳梗塞が発症しやすいといえます。脳梗塞の患者のほとんどは、この危険因子をいくつか備えているケースがほとんどです。年齢や家族歴は変えることが出来ませんが、その他の物に関しては、努力次第で改善も可能です。再発防止を防ぐためには、薬物医療と同時に、危険因子を管理することが欠かせません。

ご家族さま

脳梗塞による後遺症から麻痺が残ってしまうことがあります。懸命なリハビリや本人の努力があったとしても、どうしても介護が必要になることがあります。もちろん、一番辛いのは障害を負った本人だと思います。ただご家族も同様に辛い気持ち、不安な気持ちを抱える方が多くいらっしゃいます。 障害の程度によっては介護も必要になり、オムツ交換やお風呂介助など介護量が大きければ大きいほどご家族さまの負担も大きなものになります。介護へのストレスから介護うつになる場合も多く、近年では報道でも頻繁に見るようになりました。 介護はすべてをお一人で抱えないことが大切です。公的なサービスやボランティアなど活用できる資源がたくさんあります。家族以外の介護を拒む方もいらっしゃるかもしれませんが、お互いに潰れてしまっては両者とも不幸になってしまいます。悩みを相談でき、共感できる相手をもつことが介護生活を続けていくに繋がっていきます。

介護保険サービスについて

日本では社会保険制度のひとつに介護保険制度があり、40歳以上の人は被保険者として介護保険に加入しています。社会保障制度は介護を要する状態になった人に対し、食事や排泄、入浴、買い物など1人ではできない生活動作の介助を受けるサービスです。これらは介護が必要だと認定(これを介護認定)された場合、いつでも介護保険サービスを受けることが可能です65歳以上、または特定の疾患によっては40歳以上でも受けることができる制度となっています。

機能訓練、看護の管理などのサービスの種類は多岐にわたるため、サービスをコーディネートするケアマネージャーが担当としてつくことが一般的です。

サービスを受けるには、まずはお住まいの市区町村などの役所に行き、介護・福祉課など担当窓口に行くことで申請できます。申請を行うと後日に認定調査が行われ、調査結果から要介護や要支援と認定されることでサービスが受けられます。介護保険サービスは自己負担が1~2割で受けることができます。金額はサービスの種類や内容によって異なりますが、担当のケアマネージャーやサービス事業者に確認することができます。

受けられるサービスは大きく分けて以下の5つに分類できます。

自宅で受けるサービス

自宅に訪問してもらうサービスであり身体介護、生活介護を受ける訪問介護サービスと、看護サービスやリハビリを受けられる訪問看護サービスがあります。訪問介護サービスでは生活に必要な食事や排泄、入浴などの介助を受けることができます。

通って受けるサービス

デイサービスなど同じように介護認定を受けている方が通い、集団での運動やレクリエーションを行うことができます。機械などを使い運動中心に半日のみ実施しているサービスもあります。

短期間入所して受けるサービス

ショートステイといわれる一時的な宿泊サービスです。ご家族さまの急なご都合や介護疲れの休息としても利用されています。

施設に入所して受けるサービス

自宅では介護が受けられない方が施設に入所して受けるサービスになります。特別養護老人ホームや介護老人保健施設(老健)などがあります。特別養護老人ホームは費用が安くなることが多いですが、介護度が重たい要介護3以上ではないと入れないなど制限もあります。

介護用具の購入補助や貸与のサービス

車椅子やスロープ、介護ベッドやポータブルトイレなど介護に必要な物のレンタル、バリアフリー化するための住宅改修用の補助などがあります。

このほかケアマネージャーが作成するケアプランの作成も介護保険により提供されるサービスとなります。

脳梗塞の後遺症に対するリハビリ施設の需要は、今後の日本社会の超高齢化とともに次第に高まります。しかしながら、現在の日本のリハビリサービスには、下記の課題があると言えます。

問題①
保険適用のリハビリには期限などの制限がある

脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患(脳卒中)においては、2006年の診療報酬改定により、脳血管障害では片麻痺などで150日、高次脳機能障害を伴った重篤な脳血管障害では180日までしか入院時の保険が適用されなくなってしまったため、リハビリが十分でなくとも退院をせざるを得ないケースが非常に多くなっています。

外来リハビリについても、健康保険では月13単位(1単位20分)までと定められており自宅復帰をしてからの維持期(生活期)のリハビリも十分ではありません。

問題②
リハビリによる改善の可能性が周知されていない

脳梗塞や脳出血のリハビリは、発症後~3ヶ月の間が最も後遺症からの回復が大きいとされています。そして、3ヶ月~6ヶ月をすぎると後遺症改善が停滞期に入り、それ以上は回復が見込みにくいとされています。しかし、これは大きな間違いだと言えます。発症直後の急性期から安定するまでの時期が最も回復が大きいからそう見えるだけで、3か月を過ぎた後でも回復は可能です。全国各地の様々な事例や報告から統計しても、必ずしもそうではなく、回復する可能性はあります。神経には「可塑性」という機能が備わっており、残存した脳が、脳損傷によって失われた機能を補うために、適応する能力を持っているのです。様々なリハビリーテーションの現場でも、「思うように動かせなかった腕が動かせるようになった」「車椅子を使わず、歩行器で歩けるようになった」など、脳梗塞の後遺症からある程度時間が立ってからでも身体能力が改善する事例は数多くあります。

問題③
生活を「より良くする」観点の本格的リハビリ環境が不足している

入院中のリハビリは、急性期リハビリ、回復期リハビリと言われる基本的な生活を送るための、最低限の機能回復を目指したリハビリに主眼が置かれています。

そのため、病院をはじめとした医療機関でのリハビリは、「車いすのような補助器具を用いる前提の歩行」がリハビリの目標にとどまってしまい、必ずしも積極的に「自分の足で歩けるようになる」ことを目指すものではありません。

また、退院後のリハビリ施設の中心となる介護施設、老人施設などが提供するリハビリサービスも、「これ以上悪化させない」という維持が主な目的であることからレクリエーション的なメニューが大半を占めており、いわゆるリハビリ型のデイサービスでも個別機能訓練の時間が短い、リハビリの専門家が不足しているなど、脳梗塞や脳出血のような専門的なリハビリを要する方にとっては十分な環境であるとは言えません。

現在の日本では、退院後自宅にもどった後の、本格的な改善のためにリハビリサービスが圧倒的に不足しているのです。

脳梗塞リハビリプレイス三河が目指すリハビリ

脳梗塞リハビリプレイス三河は、脳梗塞や脳出血などの脳卒中後遺症のリハビリを通じて、諦めないリハビリで患者様やそのご家族の生活の質を向上させます。

理学療法士によるアプローチ

理学療法士によるアプローチとは、身体に障がいのある人の基本的な動作能力の回復や維持、悪化の予防などを行うものです。起き上がりや立ち上がり、歩行の訓練などの運動的手段や電気的刺激・マッサージなどの物理的手段によって運動能力の回復を図る専門家で運動機能回復のスペシャリストといえます。活躍の場としては医療・福祉分野をはじめ、健康増進、スポーツ医学・スポーツトレーナーなどの分野もあります。最近ではメジャーリーガーやサッカー選手と個別契約し、選手の運動パフォーマンスを最大化することに努めている療法士もいることで、世界的に認知度が高まっています。

作業療法士によるアプローチ

作業療法士(OT:Occupational therapist)とは、身体または精神に障がいのある方に対して、生活していくために必要な動作や社会に適応するための能力の回復をめざし施術★★を行う、生きがい支援のスペシャリストといえます。施術★★手段として、日常動作である「生活活動として食事、料理、掃除の訓練やレクリエーション、ゲームや編み物なども手段として用います。作業療法士によるアプローチは、おもに理学療法士にようリハビリで基本動作が回復した患者に対して行われることもあり、応用的・複合的な動作を可能とする訓練を行うリハビリ専門家です。更に、社会復帰に向けた職業前訓練や精神分野にわたる幅広い領域が対象となっています。

言語聴覚士によるアプローチ

STに関しては現在検討、準備中

話すこと、聞くこと、表現すること、食べること。これらは誰でも自然とできていることが、病気や事故、加齢などで不自由になる場合があります。また、生まれつきの障害でお悩みの方もいます。こうした、言語によるコミュニケーションにお悩みの方の社会復帰をお手伝いします。また、言語聴覚士は「食べることに必要な咀嚼・嚥下」の機能改善のお手伝いを致します。